偉大なボルドーに出会う

lesCapricedelinstant.jpg

パリでいつも通っていたワインやさんが
いくつかあります。

その中の一つであり、一番相談に乗ってもらっていたのがここ、
Les Caprice de l'instant


バスティーユ広場のすぐそばにあります。

Raphaele.jpg

お店に行くと、いつも
彼、ラファエルが、温かく迎えてくれます。

たいてい、次に仕入れるワインや、購入を迷っていたお客さんのために
試飲で開けたワインがあって
それを何種類も飲ませてくれるのです。

置いているワインは、面白い物ばかり。
彼がいいと思った小さくても素晴らしい造り手のものや
偉大なワインはもちろん、
そのミレジムの幅もかなりのもの。
パリのワインやさんには、
フランスじゅうのおいしいワインが集まってくるので
たいていのワインは見つけられるのですが、
だいたい若い年のものしかおいていないので、
ここのように、古いワインに出会える機会は
かなり限られているのです。


今回は、
ちょうどお店でワインの試飲会があると聞いて
早速申し込んで参加しました。

今回のテーマは、
「今飲んでもおいしい2004年の偉大なボルドー」




1003Bastille_5.jpg

飲んだのはこちら。

全てブラインドで飲んで、コメントや点数をつけるという会だったのですが、
私と友人以外はみんなワイン通のフランスのおじさまたち。
一人グラス2つで、
あけないと次を注いでもらえないこともあって、
飲んだことがないワインが多い私たちは
毎回こっそり答え合わせをさせてもらいました。

Chateau Margaux、Chateau Cheval Blancをはじめ
普段口にできないワインがずらりと並んで
それだけで興奮!

まだまだ若いワインをあけるということで
ラファエルは20時からの会のために、朝10時半に全て抜栓したらしいのですが、
若々しくもとても香り高く、味わい深いワインたちに、
感動の嵐でした。

ただ、初めて飲んだChateau Margauxは、その中では
あまり香りが立ち上らず、味わいもいまいちぱっとしなかったので
なんだか期待を裏切られた気持ちでした。

試飲会の後、申し込んでいたのに参加できなかった友人のために
ラファエルが飲み残しの入ったボトルを全部託してくれたので
持ち帰って夜中に友人宅で目隠し試飲会を再開。
すると、お店ではいまいちだったChateau Margauxが
とても華やかに香り、ぐっとくる味わいになっているではありませんか!

やはり偉大なワインは、
待たなければならないんだ、と
改めて思った瞬間でした。

その会で全員がおいしい、と言ったワインは
他のワインが朽ちていく中で、
次の日になってもその味わいを変えず、
生き生きしていたことも
とても印象的でした。

普段手に入るレベルでの
おいしいワインを探すことが多い中、
やはり偉大なワインは偉大なのだと
思い知らされた夕べでした。


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関岡弘美

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