勝沼ワイナリー巡り


ちょうど国産ワインの特集を担当しているライターさんから
リサーチがてら勝沼に行くけれど
一緒にどうですか?と声をかけてもらい
ワイナリーを訪問してきました。


フランスでは何回かドメーヌ訪問をしてきましたが、
日本ではまだちゃんと行ったことがなく、
今回が初めて。

JRで新宿から延々と西へ。
勝沼ぶどう郷駅で下車。
こんな名前の駅があったんですね。

勝沼_2

最初に訪問したのは、
原茂ワイン。

庭中を覆う、大きな大きなブドウの木にびっくり。

勝沼_8

古民家を改築した建物は、
とても立派で赴き深いもの。
この古い木窓から見える棚作りのぶどうは
日本の歴史とワインとの融合を象徴するかのようにも見えます。

勝沼_9

オーナーの古屋さんは、とても気さくな方で、
醸造所や貯蔵庫を、丁寧な説明とともに見せてくださいました。
決して気負いすぎないけれども、
でもいいワインを作るためには努力を惜しまない姿勢と
古屋さんの謙虚な人柄に、
着いて早々から、”勝沼のワインって素敵だな・・・”と心ひかれた私。


勝沼_14

ゆっくりお話を聞きながら試飲させていただいていたら、
あっという間にお昼に。
(予定では、午前中にあと2軒訪問して、資料館にも行くはずだったのに・・)

ランチは、予約していたお店、吉川で
松花堂弁当をいただきました。

勝沼_18

付きだしにおべんとう、釜炊きのごはん、香の物、デザート、コーヒーまでついて2500円という
とても良心的なお昼。
お店のご主人は、吉兆で修行された方だそう。
丁寧に作られた一品一品に大満足でした。

勝沼_22

吉川のすぐ近くに、お勧めと言われたパン屋さんが。
小さなかわいいお店で、
国産小麦、天然酵母で作られたパンが
かごに並んでいました。
いくつか試食に購入。
シンプルな「コッペ」がいちばんのお気に入りです。

勝沼_23

午後は駆け足で3軒訪問。
まずは、勝沼醸造。

勝沼_28

残念ながら醸造長にお会いできなかったのですが、
12種類のワインを試飲しました。

勝沼_25

こちらのワイナリーも、古民家を改築した建物。
2階のギャラリーには、リーデルのグラスがずらり。
試飲もリーデルのグラスで。
いずれは、甲州種のためのグラスを作ってもらいたい
というのが、こちらのオーナーの夢なのだそう。

勝沼_33

天気がいいので、
少し近くを歩いてみました。

日本のブドウは基本的に棚作り。
湿気が多い日本の気候と、作業効率を考えると
やはり棚作りが主流になるようなのですが、
少しずつ、ヨーロッパのような垣根作りで仕立てているところも
増えているとのこと。


勝沼_36

これは、ルミエールワイナリーのブドウ畑。
私が想像していたものとは違うけれど、
でも確かに垣根作りだ・・・。

白く見えているネットはグレープガードと呼ばれるもの。
雨の多い日本では、ブドウが雨にぬれて病気が発生しないように
こういう雨よけをつけることが多いようです。

どこもブドウ畑の規模はそれほど大きくないし、
手をかけなくてはいけない日本固有の作業も盛りだくさんだしで、
やっぱりヨーロッパとは、違う。
ワイン造りだけでやっていくのは、本当に大変なことだなぁと思う一方、
それでも信念を持って、おいしいワイン造りのために一心に取り組んでいる
ワイナリーの人たちは素晴らしいな、と改めて思いました。


勝沼_40

次に訪れたのは、旭洋酒。
ご夫婦2人だけで切り盛りされているワイナリーで、
ソレイユワインというワインを造っています。

勝沼_42

今年の夏の洞爺湖サミットでは、
こちらのワインが出されたのだそう。

いくつか試飲させていただいたいのですが、
ご夫妻の人柄がにじみ出るような
やさしい味わいのワインでした。

勝沼_47

日の暮れる直前、かけこみで
最後に訪れたのは機山洋酒。


勝沼_49

暖炉のある古い洋館のような建物。
勝沼のワイナリーはどこも建物が素敵だなぁと思います。

営業時間ぎりぎりでの訪問だったのですが、
とても丁寧に対応してくださいました。

勝沼_50

シンプルなラベルのワインたち。
どれもおいしく、そして良心的な値段。
「自分たちが買えない値段のワインは造らない」という理念のもと
ワイン造りをされているのだそう。


頑張っているワイナリーは、小さなところが多く
作っているワインの本数もあまりないので、手に入れづらいことが残念。
こうやって実際に訪問すると、
いろいろ味わえるだけでなく、
どんな人が、どんな思いで作っているのかもよく分かるので
やっぱり足を運んでみるのが一番大切なことだなと
改めて思いました。

せっかくなのでこれを機に、
日本のワインのことを、勉強してみようかな。


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