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宮城県三本木ボランティア

去年の11月に始動した、新しいボランティア団体、mother-line。
第2回目、2016年最初の活動を行いました。

三本木ボランティア20160221_26

訪問先は、岩手県大崎市。
新幹線で行くと、仙台の次の停車になる古川駅で下車して、車で向かいます。
三本木地区にある古民家を再生した復興交流拠点「三本木ベースSocial Academy 寺子屋 」にお邪魔しました。

mother-lineの活動は、現地で料理を作ってふるまう一方方向の炊き出しではなく、
一緒に作ったり一緒に食べたり、交流をすることが目的です。
料理も、レシピを用意していって、うまくタイミングが合えば料理教室のように作ったり、
あとでレシピの説明をしたりします。


三本木ボランティア20160221_1

今回わたしが担当するのは、温かい汁もの。
上の写真のように、まだ寒い季節だろうから、と
鴨のガラでスープを作ることにしました。
ふだん地元の方が食べていらっしゃるものとは少し趣向を変えたものをご紹介できたら、と
フレンチのコンソメをとるときのような材料でスープをとることに。


三本木ボランティア20160221_2

真っ黒になるまで焼いた玉ねぎや、トマト、にんじんなどの野菜と一緒に、
昆布やねぎなども入れて、和洋折衷のスープを取っていきます。


三本木ボランティア20160221_27

鴨だんごも作るのですが、合わせるのは地元の名産、仙台セリ。
根っこがとても立派なのが特徴で、根も一緒に食べると聞いて、
このスープにぜひ入れたい!とメニューを考えました。
鴨だんごの材料も準備して、いざ、出発です。


三本木ボランティア20160221_4

現地にある食材は、なるべく現地で調達させてもらうというのが、
使う食材のモットー。
今回は、近隣の農家さんのハウスで作られている野菜を
おすそ分けいただくことに。
まずはお宅を訪問して、収穫から始まります。


三本木ボランティア20160221_6

あれもどうぞ、これもどうぞ、といろいろすすめていただき、
収穫させていただきました。


三本木ボランティア20160221_5

収穫したばかりの水菜。
甘くて柔らかい・・・!


三本木ボランティア20160221_10

会場となる古民家は、居間に囲炉裏があって
みんなで輪になって暖をとるような憩いの場。


三本木ボランティア20160221_14

早速準備スタートです。
天ぷらチームは、下準備。


三本木ボランティア20160221_17

いつものごとく、銀屋さん、岩井さんがおいしい天ぷらを次々と揚げていきます。
目の前で繰り広げられる天ぷら教室に
地元のおかあさんたちも興味津々。


三本木ボランティア20160221_18

東京ではなかなかみられない、コンビ揚げです(笑)。


三本木ボランティア20160221_15

私も鴨だんごのたねを、準備していきます。


三本木ボランティア20160221_16

今回、新たに参加してくださったのは、
焼きとんのお店、GARNIの店主、今井さん。


三本木ボランティア20160221_8

3キロもある大きなロース肉を、ローストしてもってきてくださいました。


三本木ボランティア20160221_22

収穫させていただいたばかりの野菜で作ったサラダと一緒に
お皿に盛り付けて。


三本木ボランティア20160221_20

岩井さんが用意してくださったのは、
子持ちヤリイカと菜の花の辛子和え。
季節を感じる一皿です。


三本木ボランティア20160221_9

香ばしい天ぷらも出来上がりました!


三本木ボランティア20160221_11

皆で一緒にいただくので、大皿に盛って
テーブルに並べていきます。


三本木ボランティア20160221_23

今回はスケジュールの都合で参加がかなわなかった
料理研究家の林幸子先生(グー先生)が、差し入れてくださった、中華ちまき。


三本木ボランティア20160221_21

ロールケーキまで用意してくださいました。
グー先生、ありがとうございます!


三本木ボランティア20160221_19

私も仕上げに入ります。
作ってきたスープに、鴨だんごのたねを入れて煮込みます。


三本木ボランティア20160221_7

食感を残したいので、セリは食べる直前に。


三本木ボランティア20160221_25

囲炉裏のほうまで鍋を運び、
目の前で熱々を盛ってお出ししました。


三本木ボランティア20160221_24

地元の名産の話や、これからの交流の話、
おいしい食事においしいお酒、
話はつきることがありません。


三本木ボランティア20160221_13

三本木は、場所としては内陸なので津波は来ていませんが、
それでも震度7を被災して、建物もずいぶん倒壊した地域。
それでも、自分たちよりも、沿岸に住んでいる人たちはもっと大変だろうから、と
自らをさしおいて、ボランティアをされてきたそう。
現在はまた少しずつ状況も変わり、交流の場をもっと増やしていこうという活動をされているということで、
我々も一緒に混ぜていただきました。


三本木ボランティア20160221_3

mother-lineは、「混ざらいん(=混ざりましょう、ご一緒しましょう」から生まれた言葉。
三本木の雨上がりの朝にかかっていたこの虹のように、
いろんな出会いの架け橋になって、人と人とが交流できる場を
「食」を通じて広めていけたら、と改めて願います。

2016年、mother-lineのスタートです。


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関岡弘美

Author:関岡弘美
雑誌等でレシピを紹介しながら
自宅での料理とワインの教室を主宰しています。
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